バレエ団への入団(就職)方法
日本でバレエのレッスンに励んでいる方や、既に海外のバレエ学校に留学中の方は
バレエ団への入団(就職)を希望している方もいると思います。
就職希望先は日本のバレエ団だったり、海外のバレエ団だったり…
留学当初はどうすればバレエ団に入団(就職)できるのか。
また、オーディション情報をどこから仕入れるのかも知りませんでした。
今回は私の経験をもとに、海外のバレエ団への様々な入団(就職)方法と
オーディションの探し方についてお話ししたいと思います。
Contents
1.バレエ学校から
バレエ団付属のバレエ学校に入学しているなら、
エスカレーター式でバレエ団に入団(就職)できることがあります。
しかし、残念ながら全員がそのままバレエ団に入団(就職)できるわけではありません。
才能のある人、バレエ団の監督に気に入られている人など一部の人くらいです。
2.コンクールから
コンクールで入賞すれば
・バレエ学校への短期留学/長期留学
・バレエ団への入団(就職)
上記2つのチャンスが巡ってくることがあります。
コンクールは舞台経験にもなりますし、
入賞すればCV(履歴書)に書くこともできるので受けていて損はないと思います。
3.オーディションから
バレエ団に入団(就職)するにはオーディションですよね。
現地で開催されるオーディションは山ほどありますが、日本で開催されることもあります。
留学当初は、オーディションのCV(履歴書)の書き方やメールの書き方、
写真とビデオの撮り方が全くわかりませんでした。
初めは自己流にメールを書き、写真も日本の舞台で踊っているものを
送ったりしていたのですが、ほぼ “NO” の返事が帰って来ました。
しかし、
当時所属していたジュニアカンパニーのCV(履歴書)とメールの書き方の見本を参考にしたり、
ダンサーのアドバイスをもらってプロカメラマンにダンス写真の撮影をしてもらったところ、
メールを送った数の半数以上は “YES” をもらえることができました。
私が実際に行なっていたやり方です↓
4.スカウト
運よくスカウトされてそのまま入団(就職)できることもあります。
ワークショップの講師がバレエ団の監督かバレエマスターで、ダンサーを募集していたら
ワークショップで気に入ってもらえてスカウトされることがあります。
他にもバレエ団やバレエ学校のリハーサル中、どこかのバレエ団の監督が見学に来た時や、
振り付けてくれる時に気に入ってもらえることもあります。
5.オーディションの探し方
オーディション情報はFacebookやオーディションサイトから得ていました。
【Facebookグループ】
・au-di-tions.com
・Dance Auditions Europe
・Global Dance Network
・World Wide Dance Audition Platform for Talented Young Dancers
・dance & education
【オーディションサイト】
・dancingdpportunities.com
・danzaeffebi.com (イタリア語のサイト)
・balletcompanies.com
・tanznetz.de (ドイツ語のサイト)
・networkdance.com
・danceeurope.net
沢山ありますよね^^;
できれば全てのサイトをこまめにチェックした方がいいと思います。
他のサイトにも同じ情報が掲載されることがほとんどですが、
まれに他のサイトでは掲載されていない情報もあるからです。
同じ情報でも時間差で掲載されることもあるので、全てのサイトを
こまめにチェックしていれば最新情報にいちはやく気づくことができます。
そしてオーディション情報のチェックを行うのは、
オーディションシーズンの年明けからではなく、9月から始めた方がいいと思いました。
もちろん年明けに比べたら情報はかなり少ないですが、
まれに早い時期から掲載している場合があります。
まとめ
入団(就職)できる条件は様々です。
・バレエ団がダンサーを募集している
・来シーズンのコントラクト(契約)の空きがある
・ルックスが監督の好み
・テクニックが素晴らしい
・人種/国籍
・若手を募集/経験のあるベテランを募集
来シーズンのコントラクト(契約)の空きがなくてもオーディションをするバレエ団があります。
テクニックがなくてもルックスが監督の好みなら受かることも。
アジア人にビザを出すのが難しいバレエ団や、監督がアジア人を好まない場合があります。
バレエ団によって募集要項は様々。
受けようとしているバレエ団に知り合いが所属しているなら、
オーディションを受ける前に詳しく聞いてみてください。
もしくは日本人の方が所属しているのが分かれば、
知り合いではなくても聞いてみてもいいと思います。
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