【比較してみた】ヨーロッパの交通手段
フランスやスイスに留学中は沢山オーディションを受けにいきました。
ヨーロッパで就職したいと思っていたので、受けていたカンパニーは全てヨーロッパ。
私が行ったことのある国は、オーディションや旅行を含め
フランス、スイス、ドイツ、イタリア、オーストリア、チェコ、ポーランド
の7カ国です。
1人で行くこともあれば仲間たちと一緒に行くこともありました。
行く手段は様々ですよね。
電車や飛行機、バス、夜行列車など…
宿泊先のことでも悩んでいました。
【知っているとお得】ヨーロッパのホテルや宿泊先
私の経験をもとに、様々な交通手段についてお話ししたいと思います。
Contents
1. スタンダードなら【電車や高速列車】
ヨーロッパ内は大体どこへでも電車と高速列車で行くことができます。
【普通電車】
ここで先ほど述べた7カ国の電車内の綺麗度を比較すると、
A. スイス、オーストリア
B. フランス、ポーランド
C. ドイツ、イタリア、チェコ
A:ダントツで綺麗です。日本と同じくらい車内の居心地はいいと思います。
B:普通に綺麗というレベルです。
C:汚くはないですが国柄の治安もあったりするので、印象が悪い時もありました。
【高速列車】
それから国から国へ行く時は、距離があるので高速列車に乗ります。
日本でいう新幹線です。
高速列車は大体はレストランが付いていて、国関係なくとても綺麗です。
私が乗ったことのあるヨーロッパの高速列車をアプリと一緒にご紹介します。
フランス【TGV】
TGVはフランスの国鉄(SNCF)の高速列車。車内にwifiあり。
スイス【IC】
ICはスイス鉄道(SBB)で国内の都市間特急。車内にwifiなし。
ドイツ【ICE】
ICEはドイツ鉄道(DB)の高速列車。車内にwifiあり。
オーストリア【Railjet】
Railjetはオーストリア連邦鉄道(OBB)の高速列車。オーストリア国内のみwifiあり。
電車と高速列車だと安価で済みますが、
遠い場所なら6時間〜9時間はかかってしまうのでお尻や腰が痛くなってしまいます。
Schaffhausen(スイス)→Nordhausen(ドイツ) は8.5時間かかりました。
移動時間は長いですが、道中の景色は楽しむことができます。
チケットは駅の窓口かアプリを登録していればアプリから購入することができます。
2.時短なら【飛行機】
飛行機は高いイメージがあったのですが、アプリで調べたら結構安いのが見つかります。
私はeasy JetとSkyscannerというアプリを使っていました。
飛行機だと遠い場所でも2時間くらいで着きます。
Zurich(スイス)→Warsaw(ポーランド) は2時間でした。
電車よりも短い時間で着くのでとても快適です。
ただ気をつけなくてはならないのが手荷物。
安いチケットだと手荷物のお預けができず、機内持ち込みのみになります。
飛行機に乗る場合、持っていける荷物の大きさや重さ、液体の量が決まっています。
女性ならバレエのカンパニーのオーディションに行く時、
ポワントを持って行くと思います。ポワントは重さがありますよね。
冬場ならウォーマーなど持って行くとなれば、着替えは最小限にとどめる必要があります。
化粧水やシャンプーはジップロックに入る大きさでなければならない。
など荷物のことで考えることがたくさんあります。
身軽になりますが、持っていきたいもの全て持っていけるわけではありません。
3.格安なら【FlixBus】
FlixBus(フリックスバス)はヨーロッパの格安長距離バスです。
乗車中は車内でWifiが無料で利用可能。
車内への手荷物1個の持ち込みに加えて、トランクなどの大きな荷物を1個まで無料で預ける事ができます。
バスにはトイレが付いています。
私は利用したことないですが、友人の多くはFlixBusを使ってオーディションに行っていました。
安く済ませるならFlixBusがいいと思います。
FlixBusを利用した友人の話で、バスのトイレが壊れていて
トイレ休憩の場所まで我慢するしかなかったことがあったそうです^^;
4.コスパなら【夜行列車】
夜行列車は普通の電車のチケットより高いですが、
ホテルに泊まらないので合計金額的には安くなります。
部屋に宿泊人数分の二段ベッドが設置されており、軽い朝食が出ます。
部屋は相部屋です。
チケット購入時に空いていれば、女部屋/男部屋 と選べるようになっています。
例)
女…2人部屋 / 4人部屋 / 6人部屋
男…2人部屋 / 4人部屋 / 6人部屋
混合…4人部屋 / 6人部屋
夜行列車は2回利用したことがあります。
1回目は何便かは覚えていないのですが、すごく綺麗でした。
女の子の友達と2人部屋をとっていたのです。
まるでホテルみたいで部屋には小さい洗面台と鏡が付いており、
ライトも付いているのでとても便利でした。
車両の一番後ろには綺麗なシャワールームがあったので利用してみたのですが、
お湯が出なかったので水浴びになってしまいました。
冬場だったので凍えたのを覚えています(笑)
ベッドも清潔で翌朝には朝食として
パン、ジャム、ドリンクが出されました。
2回目はドイツ便。男の子のダンス仲間と部屋をとっていたのです。
ギリギリにチケットを買ったので混合6人部屋しか空いていませんでした。
運の悪いことに周りは全員男性。
友達が居ると言えど、気分はよくありませんでした。
部屋には3段ベッドが2つ並んでいるだけで、清潔とは言い難い部屋。
さらには乗客同士でケンカし始めたり、
不安な気持ちもあったのでぐっすり眠ることができませんでした。
翌朝には1回目と同様にパンやジャムが出されましたが
どんなのだったかあまり覚えていません。
疲れがしっかりとは取れないので、夜行列車に乗るなら
オーディションの行きではなく帰りがいいと思います。
そしてできるならば、不安を無くすためにも同性の部屋を選択した方がいいと思います。
まとめ
メリット | デメリット | コスパ | 時間 | 安心度 | |
電車や 高速列車 |
価格が安い | 場所によっては長時間なので疲れる | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
飛行機 | 価格が安いものもある。早くて楽ちん | 持っていける荷物の量が限られる | ★☆☆ | ★★★ | ★★★ |
FlixBus | 格安 | 長時間なので疲れる | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ |
夜行列車 | 宿泊代が浮くのでトータル価格が安い | プライバシーやセキュリティが確保されていない。疲労がたまる | ★★☆ | ★☆☆ | ★☆☆ |
まとめるとこんな感じ。
どれもメリット/デメリットが存在します。
移動時間が7時間を超えるなら行きは飛行機がいいと思いました。
オーディションの翌日にパフォーマンスなどが無く、
余裕があるなら帰りはFlixBusでも良いと思います。
自分にとって、どの交通手段が最適かを検討してみてください。
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