【バレエダンサーに必要不可欠!】とっても大切な“タンパク質”
バレエをしている方は、体型を維持するためにどのような食事をしていますか?
多くの方は食事制限をしていると思います。
では怪我をした時はどのようは食事をしていますか?
言い換えれば、怪我を治すために食事を気をつけたことはありますか?
私は怪我をした時、怪我の種類によりますが
捻挫や腰を痛めたら整体へ通い、傷を作ってしまったら消毒してバンドエイドを貼るくらい。
食事で怪我が治るなんて考えたことがありませんでした。
栄養学の知識が無かった為に失敗したお話は
【バレエ留学をする前に】知っておきたい“積極性・英語・栄養学”についてでお話しました。
ここではダンサーにとってタンパク質がいかに大切なのかを痛感した
スイスでの出来事をお話をしたいと思います。
Contents
1.ダイエット中の食事に気をつけて
スイス生活1〜2年目までは、栄養学の知識があまりありませんでした。
スイスの美味しいチーズを食べすぎて太ってしまったり、
食事制限をしすぎて痩せたのは良いものの体力がなく、まともに踊れない時もありました。
食事制限をしていた頃は、タンパク質と炭水化物を抜いて
ほぼ野菜と果物のみを食べていました。
結果、体力と免疫力が低下したので踊る体力もないし、
公演が終わるごとに風邪をひいて休んでいました。
ここで学んだのは
タンパク質と炭水化物を抜く→体力と免疫力が低下する
と言うことです。
2.卵とビタミンのおかげで傷が治った!?
スイス生活3年目。
シーズン終わりの6月。シーズン最後の公演が控えていました。
公演の8日前、左の足の裏に巨峰ほどの大きな水膨れが出来てしまい、
水抜きをしても膿んでしまっていたので、内側を消毒しなければと思ったのです。
縦のだ円型に出来ていた水膨れの皮膚の片側が少しくっ付いているくらいで
あとは円に沿って皮膚を切ってしまいました。
内側は消毒できたのですがそこに皮膚はなく、
皮膚を切ってしまったのでくっ付けることも出来ない。
なので足を床につけることも出来ず歩けませんでした。
1週間後にはシーズン最後の公演が控えており、私の役は替えのきかない役
だったので「どうにかしなければ!」とかなり焦っていました。
パニックになった私は父に相談。
当時、父は 「高タンパク健康法 (著:三石巌)」
という本を読んでいたのでアドバイスをしてくれたのです。
「ビタミンCと卵を大量に食べてみて」と言われました。
どれくらい食べれば良いのかを聞くと
「ビタミンはたくさん摂っても問題ない、卵は3個以上食べてみて」
と言われたので、ビタミンCはサプリメントで、
卵は10個分を卵焼きにして、そして大量のりんごを食べました。
卵は1日3個以上食べるとコレステロール値が上がってしまうと聞いたことがあり
心配になって調べたところ、10個までなら大丈夫という記事をたくさん見かけたので
早く皮膚を再生させたかった私は卵焼きを1日3回(計10個分)を食べていました。
すると次の日には皮膚がくっ付き、2日後には歩けるようになり
3日後には踊れるまでに回復しました。
4日ほどで完治したのです。
自分でもこんなに早く治ると思いませんでした。
いつもと違う行動といえば、言われた通りビタミンとタンパク質を大量に摂取したことくらい。
半信半疑だったが効果があったので驚きました。
3.大活躍の卵とビタミン
スイス生活4年目の最初。
シーズン初めの公演がありました。その公演の2週間前に事件は起きたのです。
料理中に食材の人参を切っていた時、すごく固かったので思いっきり包丁に
全体重をかけたら包丁が滑って左の人差し指の第一関節の少し上にグサッと切り込んでしまいました。
「これはマズイ…」
と本能的に察知するほど深く切り込んでしまったのです。
予想通り、人差し指の横幅1/3程切り込みが入り、中々の量の出血でした。
シーズン初めの公演は2週間後。そして私は主役。
デュエットが沢山ありました。
デュエットでは男性と手を繋いだりする場面が多かったので、
本番まで2週間ありましたが「今すぐ治さなければ!」と焦っていました。
この時もビタミンCはサプリメントで、卵は卵焼きにして10個分を、
そして大量のリンゴを食べていました。
すると足の裏の時と同様4日ほどで完治したのです。
4.読んで得する「高タンパク健康法」
帰国して父が読んでいた本 「高タンパク健康法(著:三石巌)」を読みました。
そこに書かれていたのは、良質なタンパク質が生きる上でいかに重要か、
そしてなぜ重要なのかが書かれていました。
専門用語などが沢山使われていたので難しい部分もありましたが、とても納得のいく内容でした。
卵が最も良質なタンパク質なのですが、重要なのは卵黄ではなく卵白の方。
低タンパク食は精神力と体力の低下。
タンパク質+ビタミン+アミノ酸この3つを摂れば人は生きていける。
等が記されており、ダンスをやっていなくてもこの知識は必要だと思いました。
まとめ
今回は主に「傷が治った」お話をしました。
タンパク質を意識して食事を気をつけることで傷を治すだけでなく、
体調管理もできて健康でいられるということが本に書かれていました。
留学先では、いつも誰かが側にいて助けてくれる訳ではありません。
自分で対処しなければならない時の方が多いと思います。
その際、ご自身で栄養学の知識があればパニックにならずに済むでしょう。
もし興味のある方は是非本を読んでみてください。
そのほかの留学を考えている方向けの記事はこちら
【バレエ留学をする前に】知っておきたい“積極性・英語・栄養学”について
【バレエ留学】女性ダンサーにピルをオススメする理由
【バレエ留学】女性ダンサーにオススメしたい医療脱毛
【比較してみた】ヨーロッパの交通手段
【知っているとお得】ヨーロッパのホテルや宿泊先
ポチってくれると嬉しいです♪
留学ランキング